去る5日の水曜日に、スズキの営業さんが企画した販売店向けの
ABS体験試乗会に行っててきました
用意された車両は
GSR400ABS
バンディット1250ABS
の2台
ちょうど店も定休日だし、近所なので行って見ようかなと・・・
会場は横浜市港南区に有る『
京急自動車学校上大岡校』
・・・正直な話、
拙者も御多分に漏れずアンチABS派なんですよ。だったんですよ。
あ。その前に『ABS』とは何ぞやと言う話をサラッと説明しますと、
ABS
Anti-Look Brake Systemアンチロック・ブレーキ・システムの略で
制動中の一個以上の車輪において、
回転方向の路面との相対的滑りの大きさを
自動的に制御する装置。
つまり、車輪がパニックブレーキや路面状況によってロックしそうに
なったときに、自動的に車輪の回転速度を検知して、ブレーキの効きを
コントロールし、車輪のロックを防ぐ機能であります。
さて、そんなワケで開始時間の午後1時をちょっと遅刻して
教習所のコースに入っていくと
顔なじみのスズキの営業Toy田さん、お久しぶりのya-mann田さん、サービスさん(技術担当)が
せっせと車両のチェック中

ホイールにはABSの作動が分かりやすいように白いマーキング(と書いてガムテと読む)が
貼ってあります。


あ、ガムテ写って無いじゃん(-_-;)
今回の試乗はABSの体験と言う事で、
教習所内の直線をいわゆる急制動の要領でスタートの位置とブレーキングの位置にパイロンが立てられているわけですが、ブレーキングポイントから先はya-mann田さんによってジャブジャブと水が撒かれております
(すっぽり写真を撮り忘れました・・・)
ニヤニヤしながらホースで水をジャバジャバ・・・何か企んでいる(ーー;)
その不穏な行動を暫し観察していると、
向こうのスタート位置からヒュオンヒュオンとGSR400のエンジン音が・・・先ずはデモ走行としてToy田さんがこの水溜りの中をフルブレーキであります
・・・なるほど(-_-;)
100m(弱)ほど先のスタート位置から唸りをあげて1速2速とシフトアップしながらこちら(ブレーキングポイント)に向かってくるGSR400。
3速に入ったところでブレーキポイントを過ぎるや否やフロントをフルボトムさせて
フルブレーキ!敢てロックさせる勢いで一気に握りこみながら水溜りに進入してきましたが、水しぶきを派手に上げる見た目とは裏腹に前輪が少しカクカクと回りガガガ・・・!とABSの作動音をたてながら、車体はロックせず安定して停止。
「んー、ヨシヨシ、効いてる効いてる」と、Toy田さん
「何キロぐらいだったぁ?」というya-mann田さんの問いに
「60km/hくらいじゃないかな?さすがにメーター見てらんなかったわ(笑)」とToy田さん。
・・・もっと出てなかった?ってか、
効いてなかったっらマッドマックスぐらいの勢いで転倒だってバ(^_^;)
数回そんなことを前輪、後輪と繰り返し、
「それじゃ乗ってみますか・・・?」
わーい!GSR400だぁ(>∀<)ABSだぁ!
と、
そんな気になれない拙者(ーー;)
水はToy田さんのデモ走行からはいくらか蒸発しているものの、やっぱり路面はビシャビシャ、ところどころ乾きかけの部分が程よく砂と混ざってオイリーな感じ。
怖いって(-A-;)いやマジで怖いって・・・・とはいっても、ここで乗らなきゃ来た意味が無い。
まずはGSR400
乗り馴れた(まだそーでもないけど)車体ながら、そこは400ccの排気量、試乗前に排気量だけじゃなくて出力特性から何から600とは変えてあると、ya-mann田さんが言っていた通り、ちょっと600と同じ感覚でスロットルを開けたら回転が付いて来ない(そりゃそうだ)
えぇいコノ!と少しラフに開けてやるとスルスルと伸びるような加速。
・・・コレはコレで、開けて走る楽しさがあるなぁ
などと、直線のスタート位置までの数十メートルでは大したことも分かりませんが(笑)
そして直線のスタート位置に付いた拙者、先のパイロンを見据えて深呼吸をひとつ(他の人にビビってるのバレないように)ポジションインジケーターの1の文字を確認し、やや引ッ張り気味でクラッチミート。そのまま加速しながらメーターの速度と迫るパイロンを交互に見ながらシフトをあげて3速50km/h程からパイロンを通過、同時に
フルブレーキ!!・・・したつもりだったんですがカッカッ・・・と数回ABSが動いたような?(-_-;)
明らかにビビリミッターが効いてブレーキの掛け方が甘かったようです(爆)
二回目、ちょっと開き直って今度は進入速度60km/h
そして何も考えずに一気にブレーキレバーをガツン!!
普通なら前輪が一瞬にしてロックしているはずが、握りこんだレバーからの「カカカッ・・・」という反動と少しずつ前輪が「ズッズッズッ・・・」とロックと回転を繰り返す音を立てながら、車体は安定を保ったまま停止。
レバーに伝わる反動は四輪のABSのような押し返される反動ではなく、どちらかと言うと瞬間的かつ連続で「抜ける」感じでした。ABSの作動もかなり高速で繰り返されて、フロントフォークのホッピングも殆ど無く気が付くと止まっている感じです。
おお!意外と怖くないぞ!
と、何度か繰り返すたびに恐怖心は薄れ、進入速度はどんどん上昇
ABSは制動距離を短くするものではありません!!調子に乗って直線の先にある壁に突っ込みそうになりました(-_-;)
しかし馴れるとこのABSの「効き」を楽しめるようになり、ブレーキ(ABS作動)中に体重移動や回避行動などをしてみましたが、やはりタイヤはロックせずに車体は安定したまま向きを変えて止まってくれました。
率直な感想。
「コレは有りでしょ!!」確かにABS無しに比べて車重は5kgほど重くはなっていますが、その重さの殆どは車体の中央付近に置かれたABSコントロールユニットが占め、皆がよく懸念しているバネ下の重量はセンサーなどの追加でせいぜい数百グラム。少なくとも重さによる走行性能のスポイルは全く感じませんでした。
問題は値段だよ、と言う声もありますが
ABS無し ¥787,500
(消費税抜き¥750,000)
ABS付き ¥819,000
(消費税抜き¥780,000)
その差¥31,500。
握りゴケして10数万円が修理代に消えるかも知れない
危険(その危険も一回きりとは限りません)を抱えるくらいなら
たった3万円ちょっとの上乗せで握りゴケや不意のスリップによる転倒のリスクを回避できる
となれば安いとおもいます。最近はバイクでもリスク細分型の自動車保険が登場しましたし、
ABS付きなら保険料で多少還元されるでしょう。
何より気分がラク!!!('∀')あ、そうそう、バンディット1250ABSにも乗りましたが、やっぱりビッグバイクの方が重い分ABSの効果が高いですね。本気出したらソコソコ速そうだけど、ツーリングバイク然としていて・・・(苦笑)でもデザインはなかなかカッコよす(*^_^*)
ナゼかしょこたん風。そんなこんなで試乗会も終盤はサービスの方と技術的な問答や、ABSの今後について・・・というかほとんどバイク好きのだべり会と化してしまいました。
(ちゃんとABS機構とかメンテナンスについて話を聞いてきましたよ!)
「次回は一般ユーザーさん向けに試乗会かスクール的なものをやりたいなぁ」と、Toy田さんがもらしていたので、今後の営業Toy田さんの活躍に期待!!(笑)
正式に決まればスズキのサイトのイベントカレンダーにUPされるはずです。
もうちょっとABSについて語りたいんだけど、黒幕から帰還命令がでたのでこの辺で・・・
次回はもっと人が集まるといいねToy田さん(^_^;)
テーマ : SUZUKI GSR400/600 - ジャンル : 車・バイク